カイロプラクティックでは、背骨を重視します。
木場カイロに通われている方々にも、背骨の重要性を体感とともに学んでもらっています。
背骨は非常に大切です。
もちろん、そんなことを私の愛しの嫁さんにも話しています。
その会話中に、嫁さんが
「背骨?背中が大切なんだ?」
と発言。
私は
「なぬっ!?∑(!? ̄Д ̄)゚Д゚)・д・) エェーッ!!」
と驚いてしまいました。
カイロプラクターの妻が背骨のことを勘違いしている!
ということは、
背骨、背骨と言っているけど、
他の方も背骨を誤解して理解しているかもしれないと気付かされました。
とうことで、今回は背骨とはどこの部分というお話。
【背骨=背中の骨】ということではない
背骨は、背中の骨だけのことを言うのではありません。
首~尾骨(尾てい骨)のことを言います。
それぞれ上から
頚椎(けいつい)✕7コ
胸椎(きょうつい)✕12コ
腰椎(ようつい)✕5コ
仙骨(せんこつ)(仙椎せんつい✕5)✕1コ
尾骨(びこつ)(尾椎びつい✕3~5)✕1
合計26コ(~34)の骨からなっています。
仙骨と尾骨は、仙椎と尾椎とも言われます。
仙骨と尾骨について
これは成長とともにそれぞれが癒合していき、1コの骨(仙骨と尾骨)と換算されるようになります。
ただし、元々は離れていた部分でもあるし、ごく僅かですが動きがあったりもするので、仙椎を5コと尾椎を3~5コと区別したりもします。
背中だけじゃないんです(^_^;)
こめかみの骨も首だった!?
さらに、昔は蝶形骨(ちょうけいこつ)という部分も頚椎に分類されていたらしいです。
ちょうど「こめかみ」の辺りですね。
こんなこと知ってても、一般の方には豆知識にすらならないですよね(笑)
でも、知っていて損はないと思いますから、続きをどうぞ。
蝶形骨は、今は頭蓋骨(とうがいこつ)に分類されています。
その事実を教えてくれたDr.ホルダーというカイロプラクター。
そのDr.ホルダーが蝶形骨の位置を教えてくれている所。
ユーモアがあるオッサンです(笑)
Dr.ホルダーいわく、
解剖学者Dr.グレイという人物が、頚椎だった蝶形骨を頭蓋骨に分類したらしい。
理由は不明(-_-;)
Dr.グレイは、医学界では知らぬない人はいないって程の有名人。
「グレイ解剖学」の著者で有名。
医学界での分類なんてどうでもいいんですけど、カイロプラクターは蝶形骨もしっかりと観ないといけませんね。
人の首(頚椎)は7コ。ではキリンは何個?
ここでクゥゥイズ!
首の長ーい動物といえば?
キリン!
ですが!(笑)
このキリンの首の骨(頚椎)は、何個でしょうか?
人間が7コです。
キリンはあんだけ長いですからねぇ、20コくらいありそうですか?
もっとあるかも?
答えは・・・
7コ!!!!!!
あんなに長いのに人間と同じ7コです。
実は1コが長いんです!
数えるとちゃんと7つありますね。
でも実際の機能的には、第一胸椎も首を可動する際にかなり動くらしいので、機能的には首は8コみたいに最近は言われているらしいです。
解剖学的には、7コです。
まとめ
- 背骨は、背中の骨でなく、首から尾てい骨までのことをいう
- 背骨の合計は、26~34コ前後である
- 蝶形骨という骨も昔は、頚椎として分類されていた
- キリンの首の骨も人間と同じ7つである。
豆知識も入れつつ、背骨のお話でした。
お電話ありがとうございます、
木場カイロプラクティックでございます。