入浴方法を変えるだけで疲労回復効果が違う
寒暖差の時期に多くなる「ダルさ・慢性疲労」を入浴で解消できちゃうお話。
先日ネットで見た記事に「半身浴には時間のムダ」というのを読みました。
ほとんど効果ナシ!半身浴は「時間のムダ」という衝撃の事実が判明
まとめると、
・キャラメル1個分(16kcal)を消費するのに、約100分間かかるので、ダイエットには効率が悪い
・デトックス効果もナシ
以上のような内容。
私は人生で半身浴をしたことがありません。
ちょっと女子っぽくておしゃれって感じ…俗にフェ、フェ、フェミニンって言うんですか?(笑)
だけど私はガッツリ入りたいんですよねぇ。
なので、みなさんがダイエットやデトックスのために半身浴を入るのかは分かりませんが、一概にも全く意味ナシかと言うとそうでもないと思います。
ダイエット効果やデトックス効果はないかもしれないけど、血行不良改善やリラックス効果はあります。
特に梅雨の時期は気圧の関係で(ここを説明すると長くなるので、また今度)、多くなるダルさや慢性疲労の方には、半身浴や全身浴の「入浴」がとてもオススメ。
このダルさや慢性疲労の方は、血行不良が一つの原因。この血行不良対策には、「入浴」することがとても簡単で効果がイイ。
なぜ、ダルさ・慢性疲労の原因である血行不良に効果があるのか?その理由をについて解説。
「温熱効果」で自律神経失調リセット
- 熱めのお湯(目安42℃以上)……交感神経を刺激し、心身を活動的にする
ぬるめのお湯(目安38~40℃)……副交感神経を刺激し、心身を落ち着かせる
日中の緊張感をリセットするなら、夜のぬるめのお湯での入浴が最適。
出勤前の朝に入るなら、熱めお湯で短時間入浴でシャッキリ!(ただし、起床時すぐは禁物)。
「浮力効果」でストレス解消
あれ?浮いてる!?
水中では、物体の重さが9分の1程度になります。浮力を受けて軽くなった身体は、次第に筋肉や関節の緊張がほぐれてリラックスします。
「静水圧効果」で循環改善
水圧は深くなるほど大きくなり、10mで1気圧増えます。10mの浴槽なんて、ありませんけどね(笑)
なので、浴槽の深さぐらいでは大した影響はなさそうですが、それでも肩までつかればその圧力は520kg程にもなります。
ウエストで3~5cm、バストは1~2cmも収縮するほどの水圧がかかります。
静水圧は体の表面だけでなく皮下組織にもかかるので、血液やリンパの流れを良くして循環機器を活発にし、 肝臓や脾臓の機能もアップさせる効果もあります。
ちなみに、水圧によって横隔膜や肺(胸郭)が圧迫され、体内の空気量が減るので、空気を取り込むために心臓が活発に動いて呼吸をたくさんします。お湯に浸かったとき「ハァ~~」と大きく息がもれるのはこのためです。
夏場でも入浴は大切
このような入浴3大効果によって、「ダルさ・慢性疲労」の原因である血行不良が解消しやすくなります。
シャワーでは、このような効果はありません。
なので、これから暑くなりますが、夏でも入浴することがオススメ。ただ単にお風呂に浸かっているだけでいいので、とても簡単。
毎日の入浴で、その日のダルさ・疲労を解消し、できるだけ次の日に持ち越さないことが大切。
お電話ありがとうございます、
木場カイロプラクティックでございます。