「痛み」はカラダの使い方の先生である

寒暖差が激しいこの時期は、ぎっくり腰や寝違いのような急性の症状が多くなります。
慢性的な疾患もツラくなりやすいですけどね。

さて、今回は「痛み」の捉え方について。

痛みはあなたのカラダの使い方を修正してくれる養成ギブス!

この動作をすると痛い

逆に

この動作中は痛みが出なくて楽

というように、痛みが動作で変わることがあったりします。

せっかく痛みがあるんだったら、これを利用したほうが得です。

「馬鹿と鋏は使いよう」といいますが、「痛み」も使いようです(笑)

痛みとは、カラダからのサインです。
あなたの脳が、どのようにするとカラダにムリ・負担がかかるかを教えてくれているのです。

正しいケアをすることで痛みはなくなっていきますが、痛みがある期間はあなたの動作を正しく養成してくれるギブスを着けている期間なんです。

養成ギブスといえば、大リーグボール養成ギブス!古っ(笑)

いつの間にか手抜きをしている動作!?

首が痛いとします

顔を洗う時に痛みが増す

ということは、この動作は何かしらカラダの使い方が間違っているということ。

ここで自分の顔の洗い方を意識化することが必要。

通常やるのは、顔を洗う時に、頭(顔)や手から動き出す。

これ実はカラダに負担がかかります。

カラダの使い方としては、脚とお腹を使った方が楽です。

手から伸ばそうとしたり、頭から近づけようとするのではなく、まずは膝や股関節を曲げる。
この時、お腹を凹ましておくことがポイント。
お腹を凹ましておく(=腹圧を使う)と、腰の筋肉はゆるみます。

脚と体幹から水に近づいていき、最後足りない部分を手で補足する。

こうすると、首はだいぶ楽なはず。
なのに、脚や体幹を使うことを省いて、手と頭だけ近付こうとするのは、「手抜き動作」になっているから。

あくまでも一例ですが、このように多くの無意識でやっている動作は、意外に手抜き動作をしています。

脳はなまけるが大好き!

脳は「なまける」ことが好きです。
※涅槃像は、まなけている訳ではないです(笑)

だからこそ、なまけそうになったら次の負荷をかけとかないと成長しません。

話を戻しますが、手抜き動作はカラダの負担が大きいです。
でも、日常ではあまり気付きません。

なので、痛みがある時こそ、本来の自分のカラダの使い方を学ぶ良い機会なのです。

カラダの使い方の良し悪しの判断は痛みがやってくれます(人-)謝謝

◯◯すると痛い=ムリがある使い方

◯◯は痛くない=ムリがない使い方

という感じで判断。

「痛み」も捉え方を変えるだけで、痛みのある生活も学びが多いモノになりますよ。

木場カイロプラクティック